24 maggio, 2010

バカな大人達

金曜日、豚バラブロックを買って、
そそくさと家路に就く、19時半頃でした。
電車に乗り、窓の外を眺めていると、
急に減速、最寄り駅に停まってしまった。

車内アナウンスで、人身事故とのこと、
暫く動きません。
車内はそこそこ満員でした。
暫くするとエアコンが停止。
鞄からハンカチを取り出し汗を拭く人もいます。
近くのおばさんは
「暑いなぁ・・・。」
とこぼしていました。

しかし、誰もがすぐに動き出すだろうと思っていたと思います。
良くあることですからね。
しかし、10分経っても20分経っても一向に発車しません。
乗客は次第にイライラし始めてきました。
僕も「えらい電車に乗ってしもうたなぁ。」と後悔です。
とは言っても自分の力ではどうにもできませんので、
待つしかありません。
と、隣のレーンに快速電車が入ってきました。
しかし、我々の乗る電車は扉が開かずにそれには
乗られずにその快速電車は駅で待っていた乗客を乗せ
走って行ってしまいました。
当然乗客はイライラがつのります。

我々は仕方なく乗っている電車が発車するのを待っていました。
そうしていると前方から車掌室へサラリーマンと思しき男性が
駆け寄り扉をドンドン叩きます。
車掌が扉を開けると、
男性は「開けてくれや、隣に来る電車に乗るから!」
とおっしゃっています。
車掌は「すみません、今・・・(聞き取れず)ますから。」
と出入り口の扉を開けません。
そうしているとまた電車がやってきました。
となってくると、
「開けろや!」
「エエ加減にせぇよ!」
と堪えきれずに各々が不満を口にしだしました。
仕方なくというかJR側で決まったのか、
車掌が出入り口の扉を開けました。
堰を切ったように車内からプラットホームに乗客があふれ出ました。
その時、もう20時はとっくにまわっていました。
暫くして隣のレーンに快速電車がやってきたのですが満員、
ほとんどの人がそれに乗れずにやり過ごします。
続いてやってきた普通に仕方なく乗りました。
その電車は“快調”に各駅停車で目的地へ向かいます。

そして僕が降りる駅の直前にまた減速・・・停車・・・あぁ。
また待たされました。
今度は折り返し運転の調整とかなんとかです。
今度は駅ではなく駅と駅の間ですから
まさか降りて歩くわけにもいきません。
しかし、駅は目の前、週末金曜日、最悪です。

待ちに待たされ発車したのがもう9時過ぎていたと思います。
そして駅に到着、疲れた。
いつもなら20分程度の区間を1時間半かけてたどり着きました。
人身事故とかなんとかもう、どうしようもないんで、
淡々と家に帰ったんですが、

なんとも不愉快な思いをしたのが、
最初に停まった駅で待たされた客が、車外に出た時に、
「なんで開けへんのじゃ、こっちは客やぞ!」
と突っかかって行ったのを見たときです。

そんなん車掌に詰め寄ったってどうにもならんやろうと思うんですよ。
車掌もアホやないからできるもんならさっさと扉を開けてたと思うんですよ。
しかし、御役所体質のJRの内規か何かで、こういった際のマニュアルが
あって直ぐに開けてはいけないとかいう風になっていたと思うんです。

ひとりが言い出したもんだから他の迷惑を被った乗客もそれに便乗して
言いたい放題でした。
全部おっさんですわ、ホンマに情けない。
車掌は
「誠に申し訳ございません。」
を延々連呼していました。
ホンマにかわいそうでなりませんでしたので、
めんどくさいなぁと思ったけど、
ホンマにめんどくさいなぁと思ったけど
「車掌にどなったって仕方ないじゃないですか。」
とおっさんに言ったら
「あんたには関係ないやろ。」
とか言いやがったので、一瞬で切れて・・・
となりかけましたが
「車掌に言うても仕方ないでしょ。」
と穏和に対応して、なだめすかして・・・
その内駅員も来て落ち着きました。

しかし、車掌は見た感じ若くて、気が弱そうで、
ホンマに
「申し訳ございませんでした。」
と頭を120度くらいまで下げて謝っていたので、
ホンマに気の毒でした。

JRには言いたいことはたくさんあるけど、
この車掌が人身事故を起こしたわけではないんだし、
対応についても恐らくマニュアル通りにしているんですから、
この車掌に詰め寄る“エエ大人”共がなんとも
つまらん人間に見えて仕方ありませんでした。
あぁはなりたくない、
あぁはなりたくない。
と帰る間ずっと思っていました。

しかし、この電車(まぁ新快速ですわ)が兵庫駅に停まった
段階で直ぐに扉を開けてくれていれば、隣に来た快速に
乗ることができたのは間違いないので、
こういった場合にもっと柔軟に対応できるようにして欲しいとは
正直思いました。

JRは安全対策にナーバスになり過ぎているんですかね。
まぁ、それは自らが蒔いた種ですから仕方ないですけど、
他の乗客に対する配慮もしていただければ更に世界に誇れる
日本の鉄道となれるんじゃないでしょうか。

僕が晩ご飯を食べ始めたのは21時半頃です。
ホンマに疲れた。

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