21 dicembre, 2012

選挙終わりました

先日12月16日(日)に投開票が行われた衆院選、自民党が大勝しました。
ひとまず、希望の結果が出たことに満足しています。
自民党の獲得議席、実に294議席です。絶対安定多数を大きく上回る議席を獲得できました。

しかし、既報のとおり参議院では過半数に足りませんので、
政権運営は安泰とは参りません。
来年夏の参議院議員選挙で過半数の議席を獲得して初めて安定政権がうまれます。
それまでは、自民党も我々安倍晋三総裁を応援する者も、
今回の選挙結果に慢心することなく、来夏に向けて引き続き、それぞれの立場で、
勝利を目指さねばなりません。

今回の選挙は12月4日に公示され、約2週間余り選挙戦が行われたわけですが、
これまでと変わったなと思ったのは、新聞やテレビなどの既存メディアの力が、
その影響力を弱めたのではないかという点です。

インターネットを使った選挙戦は、公選法違反になるのですが、
facebookやtwitter、youtubeにニコニコ動画などが、
大変活躍しました。
ニコニコ動画で党首討論が行われ、何十万人という人達が試聴し、
テレビや新聞がそれを報じるなど、
新しい選挙が大きくクローズアップされました。

僕も、これまではブログで色々と思うところを書いてきましたが、
SNSの力で発信することの方に意義を感じ、
衆議院解散前後から、主にtwitterを主戦場とし、
ブログは投開票日まで更新しないことにしました。
既存メディアで言うならば、(僕の)ブログは新聞で、
twitterはテレビやラジオといったところでしょうか。
SNSであるという時点で、既存メディアとは根本的に異なるのですが、
感覚としてはそんな感じでした。

現に、僕のブログの日ごろの閲覧者様は毎日延べ10名様以下で、
twitterのフォロワー数は、現時点(H24.12.21)で163名です。
僕がひとつつぶやけば、それは漏れなく163名に届き、更にフォロワーさんが
リツイートしてくれれば、それが更に拡散します。
この効果を使わない手は無いと思いtwitterを使うことに決めたのです。

拡散効果も大きいのですが、更に僕が良いなと思ったのは、
現職の国会議員の方や社会に影響力のある方も、twitterを使っていることです。
遠慮の気持ちはあるのですが、強く自分が思うことは、その力を行使できる人に
@ツイートするようにしています。
全くスルーされる方もおられれば、律儀に返事をくださる方もおられます。
返してくれるか返してくれないかを考えるよりも、
見て欲しいという気持ちで送るようにしています。

あれこれやったかいがあってか否か(まぁ、否だろうとは思うのですが)、僕の希望通りの
開票結果となりました。

そろそろ、ブログも再開です。
そしてtwitterにも志を同じくする方々が大勢いらっしゃいますので、
引き続きつぶやき続けたいと思います。

そして、今回の選挙に関連して、インターネットの効果を出来る限り利用したのと併せて、
マスコミへの抗議やスポンサーへの質問なども多く行いました。

ご存知の方も多いとは思いますが、テレビや新聞等の既存マスコミの解散以降の
自民党へのネガティブキャンペーンは酷いものでした。
公平なように見せかけて実はしっかり落とし穴を掘っているというものです。
具体例をあげるのもバカらしいのですが、
これまではそれらを観たら、あまりにも悪質であれば、
直接テレビ局へ文句を言っていたのですが、

インターネット上で、
「マスコミに直接文句を言うよりも、その局や番組のスポンサーへ質問やお知らせをする方が
効果的だ」
というものを見まして、それ以降、局への文句は当然として、スポンサー企業へのお知らせや
質問を多用するようにしました。企業さんにしてみれば迷惑な話かもしれませんが、
「こういった放送をする番組(局)へなぜスポンサードするのか?」

「この番組はこのような報道をしているが、お宅はそれを知っていてスポンサードしているのか?」
など電話すると、例えばその番組が偏向報道をしていたとしても、スポンサーは知らなかったりします。
これは、効果が上がるのではないかと思い、その都度出来る限りするようにしています。

そして、ブログですが、ツイートは正に立て板に水の如くひとつのツイートは流れて行きますが、
ブログの各エントリはしっかり保存できるものです。
新聞的活用をすれば良い資料庫になるでしょう。
まぁ、僕のブログは日々の出来事や思ったことを散文的に書いているだけなので、
資料的価値は無いに等しいのですが、それでも積み重なっていることは事実です。

きっと2009年夏前後から先日までの僕のブログエントリには民主党をこれでもかと腐す
エントリが山のように残っています。
面倒なので、自分では調べませんが、間違いないです。
自分が書いているので、それくらいは覚えている。
やはり、自分の考えは間違えていなかったと自画自賛です。

僕のブログは、必ずしも保守的思想を持つ方だけが見ているわけではなく、
新自由主義的な考え方の持ち主や、
革新的な考え方の持ち主も読んでおられると記憶しています。

今回の選挙のもうひとつ新しかった点は、
勝った自民党は、具体的な経済政策を有権者に分かりやすく何度も訴えた点にあります。
簡単に言うと、景気対策、デフレ脱却のために大胆な金融緩和を行い市中に円を大量に
出すとした点です。
これを安倍さんがおっしゃっただけで、円安、株高に動きました。
完全にリンクしているものではないかもしれませんが、
民主党政権の3年間、デフレ脱却を克服できなかったのに、
円は79円から今日現在で84円、
株価は8900円をウロウロしていたのが、1万円到達(今日は9900円台をウロウロ)しました。
これは、間違いなく、安倍政権に変わればデフレ脱却の速度が加速すると踏んでの市場の動き
だと言われています。
これまでの選挙でここまで具体的に金融・経済政策について明言したことは無かったと思います。
そして、我々も全く知識が無かったのに、金融について勉強した、マクロ経済学について、
その入り口を覗いて見たのです。

旧来の保守層に加え、経済学方面の学者や評論家も明確に安倍晋三総裁の政策が正しいと
多くの経済学者や評論家が安倍晋三総裁、自民党支持に回りました。

安倍総裁は明確な金融・経済政策を今回打ち出し、既に実行に移そうとされていますが、
この効果が、我々にも実感できるのは、2年~3年後であることは、どうか忘れないでください。
恐らく、来年の夏の参議院選挙前に、マスコミは、自民党の政策が景気を良くしていないと、
叩きだします。
そんな時は、是非このことを思い出していただきたいです。
直接金を我々にばら撒く政策ではありませんので、即効性などありません。
その代わり、地力が付きます。
円は100円前後で安定し、株価は高値15000円以上で安定するようになると、
良いなと個人的に思っています。

そんなこんながあって、自民党の大勝利となったわけです。

しかし、投票率は59パーセントと低かったことは残念です。
もっと多くの人に政治に興味を持って欲しいです。

やはり、我々が動かねば、政治は動きません。
青山繁晴氏は常日頃おっしゃいますが、

「この国の主人公は、我々国民なんです」

この言葉は至言だと今回強烈に思いました。
自分達が動けば政治家はそれを無視できない。
ネットでもリアル社会でも動けばそれは政治を動かす力になる。
岸信介の時代は、サイレントマジョリティだったかもしれないけれど、
安倍晋三の時代にはノイジーマジョリティに変わらねばなりません。

安倍さんは、
「子供達が日本に生まれて良かったと言える国にしたい。」
と演説で回られた各所でおっしゃっていました。

我々は、何の不自由も無い社会で生活させてもらっています。
小さな不満はあろうかと思いますが、実はそれは瑣末なことであり、
日本に生まれ、衣食住に困ることなく、
言いたいことは何でも言えて、
やりたい仕事ができて、
頑張れば頑張るだけ報酬も敵できる社会は、
実は簡単に与えてもらっているのではなく、
先人が積み上げてきた結果を今、我々が享受しているだけなのだということです。

それは、とりもなおさず日本が独立国家であるということです。

次の世代の日本人にも、どうか我々と同じような幸せな社会で暮らして欲しいと思います。

そのために、日本は他国の大小の干渉に対して、譲るのではなく、
我々の主張を発し、認めさせ、国家の主権を守ることです。

今回の選挙でそれを明確にしたのは、自民党だけでした。
他党は触れもしませんでした。
残念ながら維新は党として明確な国家観を有権者に示せませんでした。

日本を独立国家としてこれからも繁栄させることができるのは自民党しかなかった
ということです。

当面NEW自民党を支持していきます。
多少行動する保守というスタンスは続けていきます。
このブログをご覧の皆様のご子息・ご令嬢が大人になった時に、
幸せに暮らすことの出来る環境を時代の変化はあれども維持できるのは自民党であると
明言します。

で、今回のエントリもtwitterで告知します。
色んな方々が見に来ていただけるんですよ。
ツイートすると、1日で150名様くらい見に来てくださるんです。
当然僕と正反対のお考えをお持ちの方も見に来てくださります。
コメント欄は開放しています。
基本、全部にレスします。

同じ考えの方にレスするのも、
違う考えの方にレスするのも、
同様に楽しいです。

アホなヤツにはアホと言います。
馬鹿なヤツは、スルーやな。

アホは愛嬌あるけど、馬鹿は救いようないからな、アイツ等。

というスタンスです。

これからも、twitter、blog共によろしく。

4 commenti:

しゅう ha detto...

自民党の勝利にホッとしてますが、これからが正念場ですな。
安倍さんがヒットマンに襲われたり、毒をもられたりしないか心配やわ。

ひであき ha detto...

>しゅうさん、コメントありがとうございます。

確かに、変な噂が流れているので、安倍さんの身辺が気になるところです。
でも、安倍さんはやめたりしないでしょうね。
ここまで来るのに厳しい決断を何度もされてきたようですので、
命をかける覚悟で今後動いていかれると思います。
我々ひとりひとりの支持が大きくなって、安倍さんの原動力になれば、と思って色々とやってます。
ためしに、一度スポンサーに質問電話をされてみてはいかがですか?

Daisaku ha detto...

自民党の勝利は本当メシウマでしたね。ぼくのまわりにちらほら「選挙結果にがっかり」とか言うてる輩がいまして、多分未来とか維新とかを応援してたんでしょうね。ほんと、「ざまぁ!」と言いたくなりましたが、ぐっと我慢しましたw

しっかし、予想はしてたけれど、あまりにも酷いと言わざる得ない安倍バッシング。その上、公約違反をしたと思わせるような飛ばしの記事に踊らされる自称保守達…

安倍政権がたどる道はまさに茨の道。そしてそれを支え無ければいけないぼくら支持者にも忍耐が必要になってくると思います。

ひであき ha detto...

>だいさん、まいどです。
城内実さんがおっしゃるくらいに、大勝してしまいました。
ただ、既報のとおり自民党が比例票を増やしていないので、
民主に行っていた票がそのまま第三極に分散し、
自民党は敵失で勝利したということですね。
しかし、マスコミの安倍バッシングは終始酷かったです。
テレビが報じないが故にそれを知り得ない層がいることに歯痒さも感じました。
ですが、そこはもう割り切って、スポンサーへの御注進と質問と対策の回答を求めることで、なんとかテレビの効果を減じるべく努力を続ける次第です。
もう、今さら戻れませんので、徹底的に安倍長期政権樹立のためにやるのみです。
もうより一層の本気出しますよ。